エチニルエストラジオールの用途3、がん治療

エチニルエストラジオールは、ホルモン系のがん治療薬として処方される薬です。
主に前立腺がんや乳がんの治療薬に配合されています。
男性ホルモンを抑え、女性ホルモンを補うという特徴があります。
その用途はがん治療にとどまらず、男性の育毛剤としても使用されています。
女性は女性ホルモンが多いために髪が抜けにくいという特徴を生かし、脱毛防止として利用されているものです。
特に男性型脱毛症には有効的だそうです。
また女性の不妊治療薬としても効果が期待されています。
女性が妊娠に至るには卵子の排卵が不可欠ですが、女性ホルモンのバランスが崩れていたり卵巣の成熟がなされていないと卵子を含まない排卵となってしまいます。
それを改善するためにエチニルエストラジオールが使用されるそうで、排卵の質を高める効果が期待できます。
そして中年期以降の女性に発症する更年期障害にも有効とされます。
更年期障害は閉経に伴うホルモンバランスの乱れからくる体調不良であり、女性ホルモンを補うことで、症状の改善や緩和が見られます。
このようにがん治療以外の用途としても多岐にわたってエチニルエストラジオールは使用されています。
ホルモンバランスの乱れは様々な病気を引き起こす原因であり、エチニルエストラジオールはそれを補う、改善する薬として活用されているのです。

エチニルエストラジオールの用途2、育毛

エチニルエストラジオールには、女性ホルモン剤の一種として知られている成分で、男性ホルモンの抑制効果によって育毛を促進させる作用があります。
その為、エチニルエストラジオールは主に育毛剤への用途として使われる事があります。
育毛剤の有効成分であるエチニルエストラジオールは、男性脱毛症の原因物質となるジヒドロテストステロンに作用する酵素の働きを抑制し、ジヒドロテストステロンを作らせない効果があります。
そして、毛根に存在している男性ホルモンの分泌を抑制する効果があるので、男性ホルモンが過剰分泌する事で起こる脱毛症に効果があります。
最近では、女性でも男性型脱毛症になる事も多く、その為、育毛効果と抗男性ホルモン効果があるエチニルエストラジオールは有効成分として注目されています。
また、エチニルエストラジオールは乳がんの治療用途にも使われています。
その際に、頭痛、発疹や吐き気、肝機能の低下、血圧上昇などの副作用が報告されています。
しかし、医薬部品外での育毛剤では、エチニルエストラジオールなどの成分の配合量が規定されているので安心です。
育毛剤以外でのエチニルエストラジオールの用途として、その他では、経口避妊薬や美容クリームとしての成分にも使われています。